移動するビジネスのためのオフィス

Apr 26, 2013

景気が上向き、起業ブームが広がるなか、サービスオフィスの需要が高まっています

 

国から国へと飛び回りながら仕事をこなすための一時的なオフィススペースが必要ですか?あるいは、商談をまとめる大切な会議を開くための設備が整った役員会議室はいかがでしょうか?サービスオフィスこそ、あなたのビジネスニーズに応える答えかもしれません。

 

ビジネスセンターとも呼ばれるサービスオフィスのコンセプトは、飛び回るビジネスパーソンに、最新鋭の機器、秘書サービス、家具完備のオフィスや役員会議室といったプロフェッショナルな設備一式に加え、場合によっては郵便物の送付先として一流のビジネスアドレスまで備えた代替のワークスペースを提供することです。

 

起業の増加に伴い、サービスオフィスの需要も高まっています。取材に応じた地元のサービスオフィス事業者によれば、サービスオフィスはスタートアップ企業や事業拡大中の企業に短期的なソリューションを提供しています。こうしたオフィスの需要は、経済が好調であることの表れでもあります。

 

CEO SUITE SingaporeのゼネラルマネージャーであるCarole Khooは、「サービスオフィスは、景気が上向き、企業が拡大する際に真っ先に埋まるため、オフィス市場全体の早期警戒システムとみなされています。しかし、景気後退の際に真っ先に打撃を受けるのもサービスオフィスなのです」と語ります。

 

Khooはまた、今年のサービスオフィスの需要は、2003年のSARS後の時期と比べて増加していると明かします。2004年初めの平均稼働率は約70〜80パーセントで、今年の第2四半期と第3四半期には業績が上向きました。出張者から最も多く寄せられる要望は、会議室とビデオ会議設備の利用です。秘書サービスの依頼も頻繁にあります。

 

New Zealand Trade & Enterpriseのビジネス開発マネージャー、Jill Tan氏は次のようにコメントしています。「サービスオフィスは、特に新しい市場で事業を立ち上げる企業にとって、重要な役割を担っています。起業家にインスタントオフィスを提供し、会議室やカンファレンスルームにすぐにアクセスできるうえ、秘書サービスも利用できるため、新しい市場での業務をはるかに迅速かつ円滑に進めることができます。

 

コスト削減につながる選択肢
オフィススペースを借りる出張者にとって、わずか1時間であれ1か月であれ、インスタントオフィスを利用することは、ビジネスにふさわしい環境で生産性を維持できることを意味します。たとえば、顧客との打ち合わせをホテルのロビーやレストランで行う必要もありません。

 

長期リース契約に縛られたくない人にとっても、サービスオフィスはよりコストを抑えられる選択肢となるでしょう。サービスオフィスを借りる費用は、オフィスを一から整備し、必要なスタッフを自前で揃える場合と比べて大幅に低く抑えられます。サービスオフィスでは、支払う料金(ビジネスの要件に応じて月額$600から$2,000超まで)に、その期間に必要なオフィススペース、設備、機器、サービスの利用料が含まれています。

 

オフィススペースのサイズもさまざまで、1人用から10人がゆったり入れる広さまで用意されています。提供されるサービスも多岐にわたり、電話応対・転送や帳簿付けから、法律相談、テレマーケティング支援まであります。

 

世界中のどのサービスオフィスでも、足を踏み入れたその瞬間から業務を開始できます。席に着いて機器を接続すれば、多国籍企業と同じ設備、インフラ、そしてステータスを享受できるのです。常に移動しているビジネスパーソンにとって、これは大きな魅力となるはずです。

 

2013年4月26日