ジャカルタの企業がマカティに$2-Mの施設を開設

Apr 26, 2013

フィリピンの企業がより多くのオフィスを必要とすると見込み、サービス型ワークスペースを提供するジャカルタの企業が、マニラ首都圏随一の金融街に7番目のセンターを開設しました。

 

200万ドルを投じたCEO SUITEのサービスオフィスは、マカティ市のLKG Tower 37階にあり、照明と空調を制御するモーションセンサーと、100か所あるワークステーションそれぞれにカードタッチ技術を備えています。

 

アジア各都市でブティック型のサービスオフィス事業を展開するCEO SUITEでは、個人が部屋をオフィスや正式な作業スペースとして利用することができます。

 

同社は、全面にカーペットが敷かれた部屋にあるワークステーション(机、革張りの椅子、デスクランプ、ペンやクリップを入れる黒い容器)の利用料として、月額P12,000からP40,000を請求しています。

 

アジアのサービスオフィス業界のエキスパートを自任するCEO SUITEは、秘書サービスを提供できるだけでなく、固定電話回線や無線インターネット接続も提供しています。

 

「この種のサービスを必要とするのは、事業を立ち上げようとしている方々です。ここマカティでスペースを探したり、電話回線を申し込んだり、立ち上げのプロセスに伴う骨の折れる作業に煩わされたりすることなく、格調高く洗練されたオフィスを必要としているのです」と、同社のカントリーマネージャーであるEms Llanes氏はBusiness Mirrorに語りました。

 

一方、共同オーナーでありCEO SUITEのプレジデントMee Kim氏の夫でもあるJoseph Siswanto氏は、フィリピンで調査を行う外国人投資家は、同国への投資について選択肢を残しつつも「ビジネスセンターが必要になるかもしれない」と記者団に語りました。

 

「彼らは後になって、ここにチャンスがあると判断するかもしれません。そこで、より長期的に事業用スペースを購入または賃借する必要がある場合には、CB Richard Ellis(CBRE)などの他の機関に紹介しています」とSiswanto氏は述べました。さらに、同国への投資の準備ができていない顧客は「まだ6か月以上使用期間が残っている賃貸契約について心配する必要がない」と付け加えました。

 

それでもSiswanto氏は、国内の不動産セクターが2桁の成長率を示していることから、市場は上向くと考えています。また、同社がセブ市での施設開設を真剣に検討していることも明らかにしました。

「この地域の不動産バブルが崩壊したとき、私はフィリピンにいました。そして10年後の今、これまでとは異なる、より勢いのある市場需要を目の当たりにしています」とSiswanto氏は語りました。

 

これに先立ち、不動産仲介会社CBREは、10年前にアジア危機がアジア太平洋地域の不動産業界を襲って以来続いていた2桁の水準から、マカティ中心業務地区の空室率が10年ぶりの低水準となる1.3パーセントにまで低下したと発表しました。

 

CBREによると、オフィスや事業用スペースの需要が大きく伸びたため、投資家や開発業者はすでに、ビジネス・プロセス・アウトソーシングに携わる企業向けに開発できるエリアをマカティ以外に求め始めています。

 

CEO SUITEは、マニラのほかに、シンガポール、北京、上海、ジャカルタ、バンコク、クアラルンプールでもサービスオフィスを運営しています。